書籍紹介

沈黙のwebライティング【感想/まとめ】

駆け出しブロガー必読

webライティングをはじめるうえで知っておきたいSEOの基本、コツがわかる

読了:約2時間

初版:2016年11月

Episode1

初心者が書きがちな記事を題材にしてSEO対策を意識した文章に書き加えるスタイルで論理を展開する。

  • どう書き加えたか?
  • 何を意識して書いたか?

など、何がダメで、具体的に何に着目してなぜこのように書き直すか、を理由を説明しながら詳しく解説してくれる。

Episode2

まとめ記事はポジショントークをついつい入れてしまいがち。

そこをこらえて客観性が大切。

客観的に自分のものを際立たせるためにUSP

Unique selling proposition

Episode 3

  1. 感情表現を入れて「共感」を誘発
  2. 読者の負担を減らす
  3. リード文は重要

①共感

  • 読み手に共感してもらうには、まず自分の感情を伝える。
  • 感情表現の部分は「」などで目立つように。
  • 感情の発信者は誰かを明らかにする。

②見やすく

  • 改行は有効
  • あの、そのは使わずに。固有名詞を。(途中から文章を読んでも分かる)検索エンジンにもなるかも。
  • ひらがなをあえてカタカナ

③リード文

  • 結論→理由の順に
  • 誰に向けて書いているかを意識
  • 更新日は記載

Episode4

専門家のパラドックス

「専門家ほど何を言っているか分からない現象」

専門家はその道の知識が深いため分かりやすい説明ができそうである。

しかし、ほとんどの人はある分野に関して素人であることが多いです。

専門家にとって当たり前のことが多くの人にとって当たり前であることが非常に多いです。

知識がある前提で話してしまうので一般人にとって分かりにくいことが良くあります。

ターゲットによってどこまで情報を噛み砕くかをよく考える必要があります。

Episode5,6

オウンドメディアを作成する際に意識するSEO思考を解説

「はてなブックマーク」を意識する。

インタビューして記事にする方法の解説

Episode7

バズへの意識
  1. 共感層の取り込み
  2. 「客観性」の担保
  3. コミュニケーションにつながる演出

コミュニケーションにつながる演出の例

別府を掲載しない温泉サイトなんて、リクームのいないギニュー特戦隊、サンジのいない麦わら一味などの例え話。

こういうたとえ話は記事の内容問わず、ソーシャルメディアに掲載されやすい。

最後に

ブログ運営を行う上での心意気を語った一節

どのような歌詞を書けば、リスナーの心に響くのか?

どのような構図で撮れば、観客の記憶に残るのか?

どのような展開にすれば、読者の心を高揚させられるのか?

プロの作り手はそういったことを考えるために、

客のことを徹底して分析している。