目次
実際の動画
サンドイッチアプローチ法とは
TAPPのピットフォール
spermatic sheathの内側と外側では剥離層が異なる。
層を誤認すると膀胱損傷、神経損傷のリスクがある。
サンドイッチアプローチ法の利点
spermatic sheathの内側と外側の異なる層を内側からと外側から挟み撃ち(sandwich)して繋げることで正しい層で手術を行うことができる。
spermatic sheathが確実に温存されるため、より層を意識した手術が可能である。
TAPP(ラパヘル) sandwich approachの手順
- ポートサイズ:12mm/5mm/5mm
- 内鼠径輪の外側より腹膜切開
- 内側の切開;Cooper靭帯や膀胱前腔を確認後に精管を温存
- 内外を連続させる(sandwich approach)
- 全周の腹膜剥離
- メッシュ留置
- タッキング
- 腹膜閉鎖
外側アプローチ
内側アプローチ
内側臍ひだを牽引する
内側の切開
内側、外側を連続させる(sandwich)
メッシュ留置
腹膜閉鎖
参考図書
https://webview.isho.jp/journal/toc/00374423/74/11