資産運用

楽天証券 SBI証券の比較【積立投信,米国株,IPO】

結論
  • どちらもおすすめ。どちらかは開設しよう。
  • 楽天証券はポイント還元積立投信
  • SBI証券は国株投資IPO投資

どちらもメリット、デメリットがあるのでベストは両方開設していいとこ取りがベスト。

どちらか一方なら楽天証券の方がポイント還元が多く、サイトも見やすいので楽天証券の方が無難ですがどちらでもいいと思います。

手数料はSBI証券の方が安いですが、どちらも最安に近いです。

楽天証券とSBI証券

楽天証券のメリット

楽天銀行の開設と楽天カードの発行を行う事で力を発揮します。

楽天銀行と連携(マネーブリッジ)させることで楽天ポイントがどんどんたまります。

積み立て投資信託のクレジット決済

投資信託の積み立て購入を行うと毎月上限50,000円まで1%の還元が得られます。

購入した投資信託は値動きがマイルドなのですぐに売っても損することは少ないです。

毎月楽天ポイントが500ポイントが初期設定のみで自動的に貯まる仕組みです。

長期で保有して値上がりを期待してもいいでしょう。

ちなみに私は楽天VTI(全米株式)を毎月50,000円購入して長期保有しています。約1年で運用成績は+20%以上あります。

加えて楽天ポイント6000円分を付与されています。

ポイント投資

500円以上の投資信託を楽天ポイント1ポイント以上使って購入すれば、その月の楽天市場のポイント還元率が+1%になります。

リアルタイムで反映されます。

ふるさと納税をする前にポイント投資をしてから楽天市場を使うようにしています。

楽天ポイントは楽天証券でも使えるし、加盟店も多いので無駄にならないです。

日経新聞が無料で読める

日経テレコン
  • 日本経済新聞社がおこなっているビジネス情報サービス
  • 日経新聞以外にも750以上の媒体を読める。
  • 本来は有料サービスですが、楽天証券の口座を開設すれば無料で利用できます。

日経テレコンを利用することで日経新聞が無料で閲覧できる(日経新聞は電子版で毎月4277円)

SBI証券のメリット

米国株投資の為替手数料が安い

楽天証券と比較して最大のメリットはSBI銀行と連携しておけば為替手数料が4銭で米国株を購入できる点です。

具体的には

  • 1万ドルにつき2500円(楽天銀行)
  • 1万ドルにつき400円(住信SBI銀行)

となります。

注意点はSBI証券で円貨決済をしてしまうと楽天証券と同じ25銭になります。

SBIで米国株を購入する時の注意点

❌SBI証券で円貨決済で購入:為替手数料25銭

  1. 住信SBI銀行でドルを購入
  2. SBI証券のPCサイトから住信SBI銀行の米国ドルを移動
  3. SBI証券で米国ドルを購入

以上の手順を踏む必要があります。

住信SBI銀行で毎月決まった額の米国ドルを購入する場合(外貨積立)は2銭です。

非常にややこしい仕組みですが、米国株の投資をするなら楽天証券よりも上記の手順が最も安く購入できます。

米国株ETFの定額自動買い付けのシステムもあるので、米国ETFを購入したいならぜひSBI証券で購入しましょう。

積み立て投資信託のクレジット決済

現時点では楽天証券の様に楽天カードのクレジット決済+ポイント還元の仕組みはありません。

しかし、2021年6月から三井住友カード毎月上限50,000円まで0.5%の還元の仕組みが導入される予定です。

Vポイントが毎月250ポイントが貯まる様になります。

IPO投資とIPOポイント

IPO投資とは

Initial Public Offeringの略です。

幹事となった証券会社が販売します。

IPO株の価格が上場前に設定され(公募価格)、初値が公募価格を上回るので売却益を狙う投資方法です。

SBI証券はIPOポイントがある

例えば、2019年はIPO案件は約100件あり、そのうち初値が公募価格を上回ったケース約90%で、IPO株で売却益を狙えた結果となりました。

同じIPOでも人気順にランクがDからA、最上級のSまで割り振られます。

IPO株の投資家への割り当ては各証券会社の判断で行われ、抽選する会社もあります。

しかしながら、ランクDでさえ普通の投資家には割り当てはありません。

IPOは非常に手堅い投資ですが、例えば大手の證券会社はワンショット1000万ぐらいの圧倒的富裕層にしか割り当てません。

SBI証券はIPOの幹事、主幹事を多く扱います。

さらに、SBI証券ではIPOの抽選が外れた場合はIPOポイントがもらえます。

IPOポイントを使えばSBI証券は割り当てが優遇されます。

ランクSのIPO(例えばサイバークラウドワークス公募価格4780円で初値価格18000円であれば売却益が132万2000円)は300〜400ポイント使えば取引がなくても割り振られると言われます。

きちんと申し込みをすれば年間100ポイント以上のIPOポイント貯められます。

SBI証券はIPOの取り扱いも多いのできちんと申し込みをすれば、年間100ポイント以上のIPOポイント貯められます。

普段から取引していれば300ポイントも使わずにランクAやランクSの割り当てがあると思います。

IPOポイントが1ポイント2500円のポイントと考えても良いのではないでしょうか。

iDeCo手数料

iDeCoとは

個人型確定拠出年金です。

コンセプトは、自分で作る年金制度。
加入者が毎月一定金額を積み立て、定期預金・保険・投資信託などの金融商品を自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取る仕組みです。

様々な金融商品がありますが、投資信託の取り扱いが多く、楽天証券も十分に安いですが、SBI証券はさらに安くなります。

SBIと金融庁が急接近?金融庁OB登用相次ぐ

2020年5月29日の日経新聞の記事です。

以前は株、投資信託は野村證券などの大手がメインでした。

どちらかというとSBI証券などのネット証券は不利な政策が多かったはずだと思われます。

しかしながら、最近はネット証券口座を開設する人が増えて金融庁OBの天下り先にSBIが増えたという記事です。

急に何か大きな変化があるという訳ではないと思いますが、SBIが新しいサービスを開始するにあたって、金融庁の認可が通りやすかったり、今後に期待できるニュースだと思います。

どちらも優れており、どちらでもいいと思います。

まず始めるなら楽天証券が初心者向け。

慣れてきたらSBI証券も開設するといいでしょう。